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だんきち
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福岡生まれ、大阪育ち、今は千葉県民です。
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2011年01月15日

ベイトにPEを巻こう

今週末はメバル釣行予定だったのですが、全国的に強風、雪のようで断念。

ヒマなので、ベイトリールをばらしてメンテしまくりました。

さて、今日は長文ですw

ベイトにPEを巻こう

ベイトリールでPEラインを使う!


ってテーマなのですが、ネットや書籍を探してもあまり当てになる情報がなかったので自分自身で、めちゃ試行錯誤しました。
PEっていっても、パンチングや雷魚で使う5号とかではなく、16lb~20lb、1号前後の細糸を使って、キャスティングする上で気をつけることに触れたいと思います。
ま、メインはシーバスですが、バス釣りや青物でもPEのベイトキャストの参考になればと。

①飛距離が出るのか?

スピニングでPEを使うメインの理由が飛距離狙いだと思います。
実際細いPEはスピニングで投げると狂ったように飛びますよね~。

が、、
コレがベイトに巻いてしまうと、爆発的な飛距離が稼げるわけではありません。
後述しますが、キャストにコツがいるのと、PEライン特有のスプール放出抵抗があるので、やる前に期待していた飛距離の70%くらいです。
というか、そもそも「遠投目的でベイトにPEを巻くのは間違い」です。
話の前提として、、ポイントが30m以内くらいのストラクチャーや魚の居場所を特定できているオープンエリアを想定しています。それ以上であれば、スピニングの方が圧倒的に有利です。

私は飛距離以外の利点がデカいのでPEを使っています。

②ライントラブル多し?
ベイトリールでPEラインを使うと聞くと、バックラッシュを気にする人が多いと思います。
雑誌なんかでは、
「バックラしたら即死!絶対ほどけない。初心者は使うべからず!」
なんて記事しか見当たりません。

で、釣り2年生の私、恐れを知らずにやってみました。

やってみた結論ですが、
「PEラインはナイロンと比較して非常にバックラッシュしにくい」
はっきり言って、サミングヘタクソでもそんなに大変なことには滅多になりません。
これは、ラインのコシの影響で、テンションが抜けてもスプール上で はらはらとほどけにくいからだと思います。

ちなみに私、ベイトキャストが特別上手という意識はないですが、メカニカルブレーキはほぼゼロテンション(スプールのガタがない程度)で、キャスコンは2~3目盛くらいで投げています。フロロで同じセッティングで投げたら、、即グチャですわ。。

ただし、、、

たまに激しいバックラッシュをやってしまうと、確かにナイロン、フロロよりもはるかに厄介です。
「絶対にスプールを押さえてリールを巻く」という行為をしてはいけません。輪っかをみつけて丁寧にほどいていきます。

まともなキャストをしていれば、激しいバックラッシュに見舞われることはほぼありません。今までで再起不能は1回あるかどうか、ぐらいです。

して、ここからは利点です。
スピニングは、キャストするとラインがスパイラルに放出されますよね。
その影響で
 ①ガイドに絡む
 ②だんだんよじれてくる。よじれてくるとますますガイドに絡む
 ③フックがリーダーを拾ってしまい。釣りにならない。(サミングで少し解消可能)
なんて悩みがありますが
ベイトキャストの場合、①②③の問題がほぼ完全に起こりません。(風があると③がたまにくらい)

投げたルアーはお尻を先頭にまさに真っ直ぐ飛んでいきます。

投げたあとが実に気持ちよいです。
この飛行姿勢の影響で、3本フックのビッグミノーをキャストしても、フックがリーダーを拾ってしまうトラブルもほぼ皆無です。

ベイトの利点は、100キャスト100フィッシュが可能なくらい、無駄がないのです。
スピニングだと80フィッシュくらいでしょうか。特に私スピニングヘタなので。
また、タラシ調整の時間など合わせるとスピニングの倍くらいの回数キャストできます。手返し良さは圧倒的ですね。

③キャストフォームが違う?!
よくオカッパリで、竿先を「ビシュンッ」って音がするくらい振ってキャストする人をよく見かけますが、細PEのベイトリールであのキャストをやってしまうと一発で強烈なバックラに見舞われて再起不能になります。
なんででしょうね?

ナイロンやフロロなんかだと、竿先のスピードがルアーが実際に飛行する速さより速いとラインが瞬間的にドバって出て、マグや遠心ブレーキが着水までにこれを収束させるようなことになっていると思います。

PEだと、ドバッの瞬間に絡まって堅結びができて、、パチーン!ルアー発射~。遠くでちゃぽーん。
という事態になります。

んでどう投げればよいかというと、
オーバーヘッドでもサイドでも「フリップキャストの要領」で投げること。
つまり、ルアーの重みと竿のしなりの反発力だけでルアーをキャストすることです(竿を速く振り抜こうとしないこと)。
キャスト時に竿先をむやみに加速させないことで、常にルアーがスプールを引っ張る形になりますので、バックラッシュを防ぐことができます。
コツを掴めば「ビシュッ」って振るのとほぼ変わらない飛距離で飛ばすことができるようになります。
巻物用のロッドだと割と簡単に飛距離がでますが、ガチガチのバスロッドだとルアーの重みがないと難しいかもしれません。

④ラインの巻き方~
実はラインを買って巻くとき、気をつけないといけないことがあります。
コツは「ガッチリ」とテンションをかけてスプールに巻くこと。
指で押さえるレベルでは全然足りないので、私は新品ラインを別のリールに一旦巻いて、そのリールのドラグを使って巻き込みをしています。
最後の20mくらいは飛距離に影響するので、少しだけドラグを緩めます(それでも指で押さえるよりはるかに強いです)。

なぜこんなに気を使うかというと、ベイトリールはスピニングよりも密に巻かれていくため、下糸が緩めでフカフカに巻かれていると、キャスト、ヒットを繰り返すうちにラインが下糸にガッチリ食い込んでいきます。
また、下巻きはなるだけしないでシャロースプールを使用したほうがいいです。。下巻きする場合はなるだけ同じ銘柄、そしてできれば上に巻くラインより細いものを巻くこと。これもめり込みを防止するためです。
【ケチって一度大失敗した話】
(ノンコート系のPE(東○さんの等)を下巻きにしたのですが、コイツが水を吸って少し膨張してしまい、その隙間に上糸が食い込んでいってグチャ。アバニMAXパワー死亡。)

スプール上でのライン食い込みはベイトで細PEを使う上で一番気をつけなければいけないポイントです。
ダイワのハイスピードレベルワインドは、食い込みが他より若干マシ?なレベルまで押さえられます。
逆に綾巻きのせいで見た目がグチャグチャになったりもしますが。釣りは成立します。
ちなみにアブ丸型なんかの連動式レベルワインドは、キャスト時にライン整流効果が少しあります。

ランカーフィッシュを釣ったあとや、根掛かりを切った後はスプールにめり込んでいる可能性大なので、フルキャストしないでラインを一度出して硬めに再度巻きなおすくらいのことはやったほうがよいです。

トラブルを予防する意味で、フローティングミノーなんかをキャストしたときは着水後すぐに巻かずに一度ラインを50cmくらいスプールから余分に出してあげて、竿を上か横に傾けてテンションかけた状態でリトリーブ開始するのもコツです。バイブなんかの沈む系はカウントダウンが入るので不要ですが。

⑤ラインの銘柄
これは完全に好き嫌いがあると思いますので、どのラインがいい悪いはここでは書きませんが、唯一気をつけることは、「スピニングで良かったライン」は必ずしもベイトと相性がよいわけではありません。
また、高いラインほどよいことも全くありません。
よく、「8本ヨリのシルキーなラインがよい」という方がいますが、必ずしもそんなことはないです。
上記のようなベイトの特性を考慮して相性のいいラインを選ぶと良いと思います。
ベイトはどんなラインを使っても「ガイドに絡まない、糸鳴りもしない」。代わりに「スプールに食い込みやすい」。これ忘れずに。

ちなみ店に売っているPEのほとんどを試しましたが、地合であせってフルキャストしてしまうと、ほとんどのラインがスプールでパチンと切れました。感触ではあまり値段の差がベイトのライントラブルに効果的とは言いがたいです。
コーティングが落ちるのが早いラインはありましたが、、初期性能で大きな差はないと考えています。
¥5000オーバーのラインはトラブルと凹むので、今は割りと廉価なラインに落ち着いてます


⑥リーダーは??

PEを使う以上つけてくださいww
素材は完全に好みです。

私はベイジギングもするので、浮力抵抗が少しでも少ないフロロを使っています。
スプールにガツーンとアタリがくるので好きです。あとナイロンは水深30mで根掛りすると伸びちゃって切るのがとても大変です。

キャストメインならナイロンの方が扱いやすくてよいかもしれません。
あとは、ダルな竿なら固めのフロロリーダー、バスロッド等固めの竿ならナイロンリーダーっつーバランスもありだと思います。

あと、1号前後のPEならノットは絶対絶対必要。
直結は問題外。面倒くさがって電車結びをする人がいますが、ガイドの擦れで速攻やられます。
「ノットが面倒ならPEを巻くべからず」とまで言わせてもらいます。

高切れでルアーが飛んでいくだけならまだいいですが、ヒットした後リーダーが抜けたら魚があまりにかわいそうです。ルアーをくわえたまま長い時間をかけて死を待つしかありません。
私もノットが上手く組めなくてたくさんルアーを発射して、いやになって電車結びをしていた時期がありましたが、今思えば相当アホだったと後悔しています。

あと、PEが高切れするのはノットのせいだけではなく、キャストフォームの問題がないか?見直してみては良いかと思います。

⑦結局何がいいの?

細PE&ベイト。この利点はずばり以下だと思っています。
・手返しが圧倒的によい(上で書いちゃいました)
・穴撃ち。近距離ストラクチャーのキャスト精度
・クラッチ切って竿を振るだけで糸ふけを調整できる(ただし重いルアー)
・巻き上げ能力がスピニングより高い
 →根魚の突っ込みをゴリ巻きでSTOP!
・大物が掛かったとき、ドラグ+親指ブレーキでやりとりできるのでバラシづらい
 →レバーブレーキと同じ効果ですわ。
・アタリがスプールにダイレクトにくる
・ラインが細いので潮流の影響を受けにくい。ジグがまっすぐ降りる
・ラインプレッシャーが少ないので魚に見切られにくい(これは予想)
・両軸を操っている姿はカッチョイイ!(笑)
  でも風が強いときは、、スピニング使っちゃいますww

☆おしまい

そんなわけで、ソルトではすっかりPEラインにはまっているワタクシですが、、バス釣りは普通にナイロン、フロロでメインで行く予定。巻物くらいはありかな?

あと、近所にオカッパリくらいだとやらないですが、遠征するときはバッカンにラインシステムを組んだ控えのリールを用意しています。根掛り切ったときにリーダー組みなおすより、ガイドにライン通す方が早いから。
(釣行前は5つぐらいノット組むので忙しいww)

しょうもない文章を最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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